淡竹(読み)ハチク

動植物名よみかた辞典 普及版の解説

淡竹 (ハチク・アワタケ)

学名:Phyllostachys nigra f.henonis
植物。イネ科の多年生常緑竹,園芸植物,薬用植物

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精選版 日本国語大辞典の解説

あわ‐たけ あは‥【淡竹】

〘名〙 植物「はちく(淡竹)」の異名
※古今要覧稿(1821‐42)三七七「おほたけ一名からたけ一名あはだけ一名はちくは西土にいはゆる淡竹一名水竹也」

おお‐だけ おほ‥【淡竹】

〘名〙 (「おおたけ」とも) 植物「はちく(淡竹)」の古名。〔出雲風土記(733)〕

は‐ちく【淡竹】

〘名〙 イネ科マダケ属の一つ。中国原産で、広く栽植される。稈は高さ一〇メートル、径一〇センチメートルに達する。稈は滑らかで薄く蝋粉(ろうふん)をつけ、節は二輪状に突起する。枝は節ごとに一~二本ずつ出て小枝を分け、その先端に長さ四~一二センチメートルの披針形の葉を四~五個つける。皮は紫色を帯び大きく、斑紋はない。花穂は紫緑色。たけのこは食用。茎は建築・器具用。漢名、淡竹。あわたけ。くれたけ。おおたけ。からだけ。
※御伽草子・猿の草子(室町末)「すず竹、は竹、たけの子の、代々にひさしき松たけやひらたけ、くりたけ」

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世界大百科事典内の淡竹の言及

【ハチク】より

…主産地は近畿,四国,九州で,中国大陸,朝鮮にも産する。中国名は淡竹。材はかたく細割りしやすいので,茶筅や菓子の容器つくりに重用される。…

※「淡竹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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