西改田村(読み)にしかいでんむら

日本歴史地名大系 「西改田村」の解説

西改田村
にしかいでんむら

[現在地名]岐阜市西改田上にしかいでんかみちよう西改田夏梅にしかいでんなつめ西改田村前にしかいでんむらまえ西改田宮西にしかいでんみやにし西改田松にしかいでんまつ西改田先道にしかいでんせんどう西改田七石にしかいでんしちこく・西改田・西改田東改田入会地にしかいでんひがしかいでんいりあいち

東改田村の西に位置し、もとは同村と一村。北は小西郷こさいごう村、西は席田むしろだ春近はるちか(現本巣郡糸貫町)芝原しばはら(現同郡北方町)。慶長九年(一六〇四)の黒野村外三十二ヶ村連署書上(山田文書)に「西かいてん」とみえ、安田氏・高橋氏の名を記す。正保郷帳に西改田村とみえ、高六八一石余、うち田五六四石余・畑一一六石余。領主変遷川部かわべ村と同じ。享保一六年(一七三一)の井頭取立願書(鵜飼文書)によれば、当村は席田用水を利用する加納領一七ヵ村に属し、同井組のなかで木田きだ村とともに井頭が置かれた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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