西来(読み)サイライ

デジタル大辞泉 「西来」の意味・読み・例文・類語

さい‐らい【西来】

西から来ること。西方の国から渡来すること。せいらい。「仏教西来

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「西来」の意味・読み・例文・類語

せい‐らい【西来】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 西から来ること。西方の国から渡来すること。
    1. [初出の実例]「漢帝東流之夢、法王西来之猷」(出典:聖徳太子伝暦(917頃か)上)
    2. 「此故に達磨西来(セイライ)して直示の宗を弘め」(出典:米沢本沙石集(1283)五末)
    3. [その他の文献]〔張籍‐登咸陽北寺楼詩〕
  3. 西へ行くこと。西へ進むこと。西進。〔岑参‐磧中作詩〕

さい‐らい【西来】

  1. 〘 名詞 〙せいらい(西来)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android