西楼(読み)せいろう

精選版 日本国語大辞典 「西楼」の意味・読み・例文・類語

せい‐ろう【西楼】

  1. 〘 名詞 〙 西の方にあるたかどの。特に、大内裏の西の方にある白虎楼をさしていう場合もある。
    1. [初出の実例]「西楼に月落ちて花の間の曲、中殿に燈残って竹の裏(うち)の音(こゑ)菅原文時〉」(出典和漢朗詠集(1018頃)上)
    2. [その他の文献]〔庾肩吾‐奉和春夏応令詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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