西水沼村(読み)にしみずぬまむら

日本歴史地名大系 「西水沼村」の解説

西水沼村
にしみずぬまむら

[現在地名]芳賀町西水沼

西高橋にしたかはし村の北に位置し、東部を野元のもと川が南流する。当地の天台宗常珍じようちん寺蔵の慈恵大師像台座墨書銘に「宇都宮東真壁下水沼常珎寺」とあり、嘉吉元年(一四四一)一二月三日と刻まれている。享徳元年(一四五二)一〇月二八日に鎌倉鶴岡八幡宮で行われる関破却の衆会に参加するよう命じた同月四日の法印宗俊廻状(小野寺文書)に「水沼」とある。慶安郷帳に村名がみえ、田一千二〇石余・畑二六七石余で宇都宮藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android