西汰上村(読み)にしゆりあげむら

日本歴史地名大系 「西汰上村」の解説

西汰上村
にしゆりあげむら

[現在地名]桑名市西汰上・大山田おおやまだ

現桑名市街地の北部にあり、東汰上村の西に位置する。西部は丘陵地にかかっており、畑作がかなり多い。慶安郷帳(明大刑博蔵)では村高三二〇石余のうち田方は一九七石余、畑方は一二二石余。麦作が多く、菜種・綿も作り、野菜は桑名城下へ売出した(桑名郡志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android