日本歴史地名大系 「東汰上村」の解説 東汰上村ひがしゆりあげむら 三重県:桑名市東汰上村[現在地名]桑名市東汰上現桑名市街地の北部にあり、上之輪(かみのわ)新田の西に位置する。南北に美濃街道が通る。一帯は低湿地で、しばしば水禍を受けた。水腐地が多いため、二毛作はできない難渋村であるが、綿・大豆・粟・稗などを産する(桑名志)。案内雑書(西尾市岩瀬文庫蔵)には家数五三、人数二六八、馬一五とあり、神明社がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by