東汰上村(読み)ひがしゆりあげむら

日本歴史地名大系 「東汰上村」の解説

東汰上村
ひがしゆりあげむら

[現在地名]桑名市東汰上

現桑名市街地の北部にあり、上之輪かみのわ新田の西に位置する。南北美濃街道が通る。一帯低湿地で、しばしば水禍を受けた。水腐地が多いため、二毛作はできない難渋村であるが、綿・大豆・粟・稗などを産する(桑名志)。案内雑書(西尾市岩瀬文庫蔵)には家数五三、人数二六八、馬一五とあり、神明社がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android