西湯舟村(読み)にしゆぶねむら

日本歴史地名大系 「西湯舟村」の解説

西湯舟村
にしゆぶねむら

[現在地名]阿山町西湯舟・湯船ゆぶね

玉滝たまたき村の東、北は近江(現滋賀県)。玉滝村より鞆田ともだ川が東南流し、当村西南部の湯舟より発し北東流する湯舟川とが平泉寺へいせんじで合流する。街道は鞆田川に沿って中友田なかともだ村に至る道が伊勢道と称され、当村の西北で分れて東行し、東湯舟村より小杉こすぎ(現伊賀町)に出る道と、さらにその道が分れて北進し、近江の上馬杉かみますぎ(現滋賀県甲南町)に至る道とがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android