西烏(読み)せいう

精選版 日本国語大辞典 「西烏」の意味・読み・例文・類語

せい‐う【西烏】

  1. 〘 名詞 〙 ( 太陽の中に三足の烏が住むと伝えられたところから、「烏」は太陽の意 ) 西に傾いた太陽。夕日
    1. [初出の実例]「于時西烏漸落、離駒頻嘶」(出典本朝文粋(1060頃)九・餞飛州列史赴任詩序〈大江以言〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む