西王母が桃(読み)セイオウボガモモ

デジタル大辞泉 「西王母が桃」の意味・読み・例文・類語

西王母せいおうぼもも

西王母が漢の武帝に与えたという、3000年に一度実がなる桃。めったに手に入らない珍しいもの、また、長寿のたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「西王母が桃」の意味・読み・例文・類語

せいおうぼ【西王母】 が 桃(もも)

  1. ( 西王母が漢の武帝に献じた桃は、三千年に一度花が咲き実がなるものという伝説から ) 珍しく得がたいもののたとえ。また、長寿のたとえ。
    1. [初出の実例]「三千年に花さき実なるせいわうぼうの園のもも、うどんげよりもめづらしや」(出典:曾我物語(南北朝頃)九)

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