西用田村(読み)にしもちだむら

日本歴史地名大系 「西用田村」の解説

西用田村
にしもちだむら

[現在地名]大田市長久町長久ながひさちようながひさ

東用田村の西に位置し、北は鳥越とりごえ村。中世は用田郷に含まれた。寛永二〇年(一六四三)吉永藩が成立するとき用田村が東・西に二分され、当村は石見銀山領として残された(観聴随筆)正保国絵図二村みえる用田村のうち西側に描かれたのが当村で、高一六五石余。元禄一〇年(一六九七)石見銀山領村々覚によると田方一五七石余・畑方八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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