西白方村(読み)にししらかたむら

日本歴史地名大系 「西白方村」の解説

西白方村
にししらかたむら

[現在地名]多度津町西白方

東白方村の西、弘田ひろた川河口周辺に位置し、北は瀬戸内海に面する。寛永国絵図には西白潟とあり三井みい郷に属し、寛永一七年(一六四〇)の生駒領高覚帳では西白方とあり高二四九石余、同一八年の山崎領小物成帳では塩五石四升、一ヵ月四斗二升ずつで定請銀子五〇目とある。明和八年(一七七一)の「多度津藩記録」によると七三石余が永捨りで生高二二七石余、田畝一五町四反余(うち古新田二町八反余・新田七反余)・畑畝五町一反余、居屋敷は村屋敷・浜屋敷で二町一反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android