西秋沢村(読み)にしあきさわむら

日本歴史地名大系 「西秋沢村」の解説

西秋沢村
にしあきさわむら

[現在地名]岐阜市西秋沢

大平おおひら(二一二・五メートル)の東麓に位置。東は方県郡東秋沢村、西は本巣郡文殊もんじゆ村・法林寺ほうりんじ(現本巣町)。本巣郡に属し、寛永一〇年(一六三三)文殊村から分村して成立し、慶長郷帳および元和二年(一六一六)の村高領知改帳に記載はない。正保郷帳に秋沢村とみえ高四七八石余、田四六五石余・畑一三石余で幕府領。元禄八年(一六九五)幕府代官岩出藤左衛門(笠松陣屋)・南条金左衛門(岩崎陣屋)の立会検地によって高五八三石余、うち田三四町四反余・畑屋敷二町余となった。明和七年(一七七〇)大垣藩預所となって幕末に至る(岐阜県史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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