西笠取村(読み)にしかさとりむら

日本歴史地名大系 「西笠取村」の解説

西笠取村
にしかさとりむら

[現在地名]宇治市西笠取〈相月川西あいづきかわにし・相月川東・赤坂あかさか石原いしはら黒出くろで黒出原くろではら下荘川西しものしようかわにし・下荘川東・白土しらつち大徳だいとく辻出川西つじでがわにし・辻出川東・中島なかじま中荘なかのしよう仁南郷になご引坂ひきさかもりだに

現宇治市域の東北部に位置する。笠取山地の中央を南流する西笠取川の河谷に点在する小集落群と、その背後の傾斜地からなる。北は笠取山地の主峰千頭せんず(六〇二メートル)高塚たかつか(四八五・二メートル)を結ぶ稜線付近で現京都市に接し、西は醍醐だいご山の東側山腹で醍醐(現京都市伏見区)および炭山すみやま村に、南は二尾にのお村、東は東笠取村に接する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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