ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「山科盆地」の意味・わかりやすい解説 山科盆地やましなぼんち 京都府京都市南東部にある断層盆地。東山連峰の東側にあり,南北 4km,東西は北部で 4km,南部では約 0.5kmで,北部は高く南部は低い。山科川が盆地のほぼ中央を南流し,醍醐を経て宇治川に合流する。1890年に盆地北縁の山麓に沿って琵琶湖疏水が建設された。古くからの交通の要衝で,東海道,奈良街道がここを通り,今日でも JR東海道本線,京阪電鉄京津線(けいしんせん),国道1号線,名神高速道路が通じ,京都東インターチェンジがある。住宅地化が進み,人口増加が著しい。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by