西行掛(読み)さいぎょうがけ

精選版 日本国語大辞典 「西行掛」の意味・読み・例文・類語

さいぎょう‐がけ サイギャウ‥【西行掛】

〘名〙 (西行法師の行脚姿の画像人形から) 風呂敷包みなどを肩から斜めに背負い、胸の前に結ぶこと。西行背負(さいぎょうじょい)。わいがけ。
浮世草子・色里三所世帯(1688)中「ゆたん包み西行(サイギャウ)かけにして菅笠の緒をわきざしの柄(つか)にかけて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android