20世紀日本人名事典 「西谷勢之介」の解説 西谷 勢之介ニシタニ セイノスケ 大正・昭和期の詩人 生年明治30(1897)年1月15日 没年昭和7(1932)年 出生地奈良県 別名別号=碧落居,更然洞 経歴大阪時事、大阪毎日、福岡日日などで記者を続け、大正12年大阪で「風貌」を創刊主宰。13年詩集「或る夢の貌」を発表。昭和初期にかけ佐藤惣之助の「詩の家」、中村漁波林の「詩文学」に属し、また「文芸戦線」「不同調」などに詩や随筆を寄稿。3年に発表した「虚無を行く」が野口米次郎に認められて師事した。著書に詩集「夜明けを待つ」、「俳人漱石論」「俳人芥川龍之介論」「天明俳人論」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by