西辺(読み)せいへん

精選版 日本国語大辞典 「西辺」の意味・読み・例文・類語

せい‐へん【西辺】

  1. 〘 名詞 〙 西の辺。また、西のはて。西方の辺境
    1. [初出の実例]「大納言着西辺、中納言当崇明門中央之」(出典江家次第(1111頃)一一)
    2. 「満衆たちかさなれり、東辺西辺をいはず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)諸法実相)
    3. [その他の文献]〔漢書‐張騫伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android