西郡巡見日記(さいぐんじゆんけんにつき)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「西郡巡見日記」の解説

一冊森勘左衛門芳材著

成立天明八年

原本高知県立図書館

解説のちに軍備改役などを務めた森芳材の日記「日禄」巻一に収められた「覚書」で、「西郡巡見日記」は仮題。天明改革の進行中、藩主に命ぜられて領内西半部の実情、民意の動向を探索した時の覚書。手控なので記述は簡単であるが、動揺と荒廃した農村の実情が所々に記される。

活字本 「東郡巡見日記・西郡巡見日記」高知地方史研究会昭和四〇年刊（謄写本）

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

今日のキーワード

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...