民意(読み)みんい

精選版 日本国語大辞典「民意」の解説

みん‐い【民意】

〘名〙 人民意志。国見。一般の人々の考え。「民意を問う」
※御成敗式目(1232)四二条「於去留者宜任民意也」
※一年有半(1901)〈中江兆民〉二「以て君恩に報じ民意に副ふて」 〔管子‐臣乗馬〕

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世界大百科事典 第2版「民意」の解説

みんい【民意】

人民の意志のことであるが,民意とはつねに漠然としたものとしてあり,おもに為政者用語として用いられる。いかなる支配であっても,それが持続するためには何らかの正統性を有していなければならず,支配者の私的利益を支配の目的として表明することはできない。支配が神意に基づくとされる場合でも,その神聖性が被支配者に受け入れられていなければならないだろう。とりわけ民衆動向が政治社会に直接の影響を及ぼすようになると,支配は民意に基づくもの,少なくとも民意を反映したものとして弁証されなければならない。

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普及版 字通「民意」の解説

【民意】みんい

民心。〔漢書、杜延年伝〕年(収穫)比(このごろ)(みの)らず、民未だ盡(ことごと)くはらず。宜しくの時のを修め、示すに儉和を以てし、天心に順ひ、民(よろこ)ばしむべし。

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