事典 日本の地域ブランド・名産品 「西陣御召」の解説
西陣御召[染織]
にしじんおめし
京都市西陣地域に由来する製法により京都市及びその周辺地域で生産された御召縮緬織物(畳べり地を除く)ならびに御召縮緬織物を用いた和服。11代将軍・徳川家斉が、御納戸地に細かい格子を織り出した縮緬を好んで着用したことに始まるという。西陣御召とは、先染絹織物で生地にいわゆる縮緬しぼのあるもののこと。2007(平成19)年3月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5028947号。地域団体商標の権利者は、西陣織工業組合。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報