西高尾村(読み)にしたかおむら

日本歴史地名大系 「西高尾村」の解説

西高尾村
にしたかおむら

[現在地名]大栄町西高尾

上種かみだね村の西に位置する。拝領高は二一三石余。筒江氏・浅田氏の給地があった(給人所付帳)。享保一九年(一七三四)の鈴木孫三郎所持本「伯耆誌」によれば高二三〇石、竈数二〇。幕末の六郡郷村生高竈付では生高二五〇石余、竈数三一。「在方諸事控」安永三年(一七七四)八月二九日条によれば法万ほうまん(下法万村)・上法万村・八段田はつたんだ(現東伯町)の三ヵ村が当村分領「なる谷」で肥草を刈る代金として山元の当村に草手米五斗を納めていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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