西黒田村(読み)にしくろだむら

日本歴史地名大系 「西黒田村」の解説

西黒田村
にしくろだむら

[現在地名]徳島市国府町西黒田こくふちようにしくろだ

東黒田村の西にある。北は東流する吉野川(別宮口)に臨み、対岸板野いたの東中富ひがしなかとみ(現藍住町)。寛文四年(一六六四)までは以西いさい郡に属していた。森志摩守村春の甥でその養子となった森甚五兵衛は、天正一三年(一五八五)の蜂須賀氏入部時には先祖の旧領西黒田に居住していたが、のち森志摩守とともに椿泊つばきどまり(現阿南市)へ移ったという(阿淡年表秘録)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android