覆ふ(読み)オウ

デジタル大辞泉 「覆ふ」の意味・読み・例文・類語

お・う〔おふ〕【覆ふ】

[動ハ四]おお(覆)う」に同じ。
つ枝はあめを―・へり」〈・下・歌謡

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精選版 日本国語大辞典 「覆ふ」の意味・読み・例文・類語

お・うおふ【覆】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙おおう(覆)
    1. [初出の実例]「百足る 槻がえは 上(ほ)つ枝(え)あめを淤幣(オヘ)り 中つ枝は あづまを淤幣(オヘ)り 下(し)づ枝は ひなを淤幣(オヘ)り」(出典古事記(712)下・歌謡)
    2. 「梅子は身を顫(ふる)はして面を掩(オ)へり」(出典:火の柱(1904)〈木下尚江〉二二)

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