見がてり(読み)ミガテリ

デジタル大辞泉 「見がてり」の意味・読み・例文・類語

み‐がてり【見がてり】

[連語]《「がてり」は接続助詞》「見がてら」の古形
山辺やまのへ御井を―神風伊勢娘子いせをとめども相見つるかも」〈八一

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見がてり」の意味・読み・例文・類語

み‐がてり【見がてり】

  1. 〘 連語 〙 「見がてら」の古い形。
    1. [初出の実例]「山の辺の御井を見我弖利(みガテリ)神風の伊勢をとめども相見つるかも」(出典万葉集(8C後)一・八一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android