見ぬ山路(読み)みえぬやまじ

精選版 日本国語大辞典 「見ぬ山路」の意味・読み・例文・類語

みえ【見】 ぬ 山路(やまじ)

  1. 世間のつらさを知らずにすむ環境
    1. [初出の実例]「なほ、おもほしたちね。世のうきときは、みえぬ山ちをこそは、たづぬなれ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蓬生)
  2. 出家者の住む山。また、出家の境地
    1. [初出の実例]「兵ぶ卿高入道したまへるに、いせよう かからでもくもゐのほどをなげきしにみえぬやまぢをおもひやるかな」(出典:斎宮女御集(985頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む