見ぬ山路(読み)みえぬやまじ

精選版 日本国語大辞典 「見ぬ山路」の意味・読み・例文・類語

みえ【見】 ぬ 山路(やまじ)

  1. ① 世間のつらさを知らずにすむ環境。
    1. [初出の実例]「なほ、おもほしたちね。世のうきときは、みえぬ山ちをこそは、たづぬなれ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蓬生)
  2. ② 出家者の住む山。また、出家の境地。
    1. [初出の実例]「兵ぶ卿高入道したまへるに、いせよう かからでもくもゐのほどをなげきしにみえぬやまぢをおもひやるかな」(出典:斎宮女御集(985頃か))

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