見取図(読み)みとりず

精選版 日本国語大辞典 「見取図」の意味・読み・例文・類語

みとり‐ず‥ヅ【見取図】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 地形建物などの概要を描き、その方向角度を記入した図。通常、透視法で描く。
    1. [初出の実例]「僕も日記中に君の見取図(ミトリヅ)くらゐな処を書きとめたこともあるが」(出典小春(1900)〈国木田独歩〉四)
  3. 製図用の器具を用いない、手描きの図。スケッチ。〔工学字彙(1886)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android