見呉(読み)みてくれ

精選版 日本国語大辞典 「見呉」の意味・読み・例文・類語

みて‐くれ【見呉】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「これを見てくれ」と見せびらかす意から )
  2. 他人の目に立つような言動服装
    1. [初出の実例]「おやまげいこが目礼を心がけ、諸事見てくれを専として」(出典:談義本・つれづれ睟か川(1783)一)
  3. 見かけ。体裁外観
    1. [初出の実例]「今は心広(こころひろく)体胖(たいゆたか)に、見てくれ、何所もかも油ぎって、此肥満したを見よと独(ひとり)悦」(出典談義本・当風辻談義(1753)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む