見呉(読み)みてくれ

精選版 日本国語大辞典 「見呉」の意味・読み・例文・類語

みて‐くれ【見呉】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「これを見てくれ」と見せびらかす意から )
  2. 他人の目に立つような言動服装
    1. [初出の実例]「おやまげいこが目礼を心がけ、諸事見てくれを専として」(出典:談義本・つれづれ睟か川(1783)一)
  3. 見かけ。体裁外観
    1. [初出の実例]「今は心広(こころひろく)体胖(たいゆたか)に、見てくれ、何所もかも油ぎって、此肥満したを見よと独(ひとり)悦」(出典談義本・当風辻談義(1753)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む