見回し(読み)ミマワシ

デジタル大辞泉 「見回し」の意味・読み・例文・類語

み‐まわし〔‐まはし〕【見回し/見×廻し】

建築で、正面から側面への続き。同じ仕上げや形式がとられていることなどにいう。
監督すること。
「言付けも―も口は一つ目二つ」〈浄・重井筒

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精選版 日本国語大辞典 「見回し」の意味・読み・例文・類語

み‐まわし‥まはし【見回・見廻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あちこち見まわすこと。
  3. 見はり。監督。
    1. [初出の実例]「秀次公より、朝鮮渡海之人々見廻とし、丹羽五平治を被(つかはされ)し時」(出典太閤記(1625)一五)
  4. 建築で、正面から側面へのつづきをいう。たとえば、正面から側面へ同じ仕上げ、あるいは形式で続いていることをいう。

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