精選版 日本国語大辞典 「見果」の意味・読み・例文・類語 み‐はて【見果】 〘 名詞 〙① 見ることの最後。見とどけること。見おさめ。[初出の実例]「この前栽の花の、目に見す見すうつろふ、見はてになむ、参り来つる」(出典:平中物語(965頃)二四)② 限界まで見きわめること。[初出の実例]「其檜(ひのき)ちゃが〈略〉見果(ミハテ)のつかぬ田圃の中空へ虹のやうに突き出て居る」(出典:高野聖(1900)〈泉鏡花〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例