見欲(読み)みまくほし

精選版 日本国語大辞典 「見欲」の意味・読み・例文・類語

みまく‐ほし【見欲】

  1. 〘 連語 〙 ( 「みまく」に形容詞「ほし」が付いたもの ) 将来見たい。見る状態になってほしい。
    1. [初出の実例]「大海の荒磯(ありそ)の渚鳥(すどり)朝な朝な見巻欲(みまくほしき)を見えぬ君かも」(出典万葉集(8C後)一一・二八〇一)

み‐が‐ほし【見欲】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 見たい。心がひかれて見たいと思う。
    1. [初出の実例]「我が美賀本斯(ミガホシ)国は 葛城高宮 我家(わぎへ)のあたり」(出典:古事記(712)下・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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