見目なし(読み)みるめなし

精選版 日本国語大辞典 「見目なし」の意味・読み・例文・類語

みる【見】 目(め)なし

  1. 会うことができない。会う機会がない。会う気持がない。
    1. [初出の実例]「見るめなきわが身をうらとしらねばやかれなであまのあしたゆくくる〈小野小町〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋三・六二三)
  2. 見るべきほどの価値がない。みすぼらしい
  3. 価値を見分ける眼力がない。

見目なしの補助注記

和歌では「海松布(みるめ)」とかけて用いられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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