見習(読み)みならい

精選版 日本国語大辞典 「見習」の意味・読み・例文・類語

み‐ならい‥ならひ【見習】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 見てまねをすること。見て覚えること。
    1. [初出の実例]「さてもこころにくき人の、めづらしくし給ふ所なるを、みならひもせん」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)
  3. 実地に練習すること。養成過程にあって、やがて来たるべき本務に備えて、実地に訓練を受けること。また、その人。
    1. [初出の実例]「支配役五人、并見習之もの七人」(出典:本勤并年寄等書留‐天保九年(1838)三月・与力見習、本勤并びに被仰付候起立書留(古事類苑・官位五二))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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