デジタル大辞泉
「実地」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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じっ‐ち【実地】
- 〘 名詞 〙
- ① ( 「じつぢ」とも ) 物事が実際に存在したり行なわれたりしている場所。〔運歩色葉(1548)〕
- [初出の実例]「われ生得実地にこりやすき僻ありて、その凝るときは、羽黒の山を脊負出て海を見せたく思ひ」(出典:俳諧・芭蕉葉ぶね(1817))
- ② 考えを確かめたり、応用したり、また、身をもって経験したりする実際の場。また、実際の場で物事を行なうこと。
- [初出の実例]「志を立て一学を成すも之を実地に行ふの道を知らずんば学も終(つい)に益なからん」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二五)
- 「器械の事にせよ化学の事にせよ大体の道理は知て居るから、如何かして実地(ジッチ)を試みたいものだと」(出典:福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉緒方の学風)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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