見逃し(読み)ミノガシ

デジタル大辞泉 「見逃し」の意味・読み・例文・類語

み‐のがし【見逃し/見×遁し】

見逃すこと。「黙って―にはできない」「―の三振
[類語]見落とし目こぼし看過

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見逃し」の意味・読み・例文・類語

み‐のがし【見逃・見遁】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 見ていても、とがめないこと。
    1. [初出の実例]「りんげんなれば、見のがしには成申さぬ」(出典:浄瑠璃・松風村雨束帯鑑(1707頃)三)
  3. 相手への攻撃チャンスに対処することなくすますこと。
    1. [初出の実例]「ツウ・スリーになっちゃうと、バット振らずに見逃しの三振ばっかりするンでしょう」(出典:東京の孤独(1959)〈井上友一郎〉栄光の影に)

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