見醒(読み)みざめ

精選版 日本国語大辞典 「見醒」の意味・読み・例文・類語

み‐ざめ【見醒】

  1. 〘 名詞 〙 見ているうちに興のさめること。だんだん見劣りすること。
    1. [初出の実例]「紅梅もよけれども、なほ見さめこよなし」(出典:能因本枕(10C終)三〇一)
    2. 「側(そば)でしけじけと見られるから見ざめがして穢(きたな)らしいネヱ」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android