ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「視黄」の意味・わかりやすい解説 視黄しおうvisual yellow 光による視紅 (目の網膜の細胞である杆体に含まれる視物質。→ロドプシン ) の分解産物。視紅が光を受けると瞬間的に橙色から黄色に変る。これを視黄といい,視黄はさらに白くなって視白となる。視黄は酸性媒質中で安定,アルカリ性で視白に変化する。ビタミンAの酸化によって生じるレチネンと蛋白質のオプシンが結合したものと考えられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by