覚えて(読み)おぼえて

精選版 日本国語大辞典 「覚えて」の意味・読み・例文・類語

おぼえ‐て【覚て】

  1. 〘 副詞 〙 ( 動詞「おぼゆ(覚)」の連用形助詞「て」が付いて一語化したもの ) 知っていながら。わざと。故意に。
    1. [初出の実例]「是非もなく立別れさまに、覚(オボヘ)て毛貫(けぬき)をとりて帰り」(出典浮世草子好色五人女(1686)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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