親の体罰

共同通信ニュース用語解説 「親の体罰」の解説

親の体罰

児童虐待は増加傾向にあるとされ、しつけ名目の体罰がエスカレートする事例も多い。東京都目黒区で2018年3月に船戸結愛ふなと・ゆあちゃん=当時(5)=が死亡した事件などを機に、親らによる子どもへの体罰を禁止する児童福祉法などの改正法が20年4月に施行された。20年2月には厚生労働省の有識者検討会が体罰に関する指針策定。「身体の苦痛や不快感を与える行為」と初めて定義づけた。具体例として/(1)/注意したが言うことを聞かないので〓(順の川が峡の旧字体のツクリ)をたたく/(2)/いたずらをしたので長時間正座をさせる/(3)/宿題をしなかったので夕飯を与えない―などを示している。

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