親めく(読み)オヤメク

デジタル大辞泉 「親めく」の意味・読み・例文・類語

おや‐め・く【親めく】

[動カ四]親らしく振る舞う。
「大方の事どもはとりもちて、―・き聞こえ給ふ」〈絵合

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「親めく」の意味・読み・例文・類語

おや‐め・く【親めく】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「めく」は接尾語 ) 親のようにふるまう。親のような態度である。親がる。
    1. [初出の実例]「装束などもせさせ、まことにおやめきてあつかひ給ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android