観世音(読み)カンゼオン

デジタル大辞泉 「観世音」の意味・読み・例文・類語

かんぜおん〔クワンゼオン〕【観世音】

観世音菩薩ぼさつ」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「観世音」の意味・読み・例文・類語

かんぜおんクヮンゼオン【観世音】

  1. [ 1 ]かんのん(観音)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「其の後、清弁、観世音(くゎんぜおん)の像の前にして水を浴み」(出典今昔物語集(1120頃か)四)
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙かんのん(観音)[ 二 ]
    1. [初出の実例]「花見から背筋をのぞく観世音」(出典:雑俳・水加減(1817))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の観世音の言及

【観音】より

…観世音の略称。慈悲を徳とし,最も広く信仰される菩薩。…

※「観世音」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android