デジタル大辞泉
「観測的宇宙論」の意味・読み・例文・類語
かんそくてき‐うちゅうろん〔クワンソクテキウチウロン〕【観測的宇宙論】
観測事実に基づいて、宇宙の起源・構造・状態・変化などについて研究する学問分野。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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観測的宇宙論
かんそくてきうちゅうろん
observational cosmology
150億光年かなたから銀河系の近くまで,宇宙をたんねんに観測することで,その真の姿を突き止めようとする学問分野。銀河の分布や運動,銀河間ガスの温度・密度・元素組成などを調べ,理論と照らし合わせることで,宇宙の大きさ,年齢,物質の量,構造などを求め,宇宙で何が起こったのかを検証していく。観測技術,観測装置,コンピュータの進歩によって,この分野の幕が開いた。ハッブル宇宙望遠鏡やこれから建設される新世代の大型望遠鏡などを使うことで,一層の進展が期待されている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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