出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報
…日本では7世紀中ごろ遣唐使船の目標として九州北岸にのろしを置いたのが始まりとされている。その後1635年(寛永12)には徳川幕府により御前崎に灯明台が建てられ,1866年(慶応2)馬関戦争の賠償金にかえて観音崎,剣崎,野島崎など8ヵ所に灯台を設置することとなり,69年(明治2)観音埼灯台が点灯された。これが洋式灯台の初めで,その後,船の大型化,運航技術の発達に伴い,航路標識の機構,性能も急速に進歩した。…
…これらの灯台は油皿に灯心を入れて火をともすもので,火力は乏しく雨風にも弱かったが,夜間航行の船の標識としては十分有効なものであった。 西洋式の灯台は1869年(明治2)点灯された観音埼灯台が最初で,日本の近代灯台事業はここに始まったとされている。現在の灯台記念日は,観音埼灯台起工の日すなわち1868年(明治1)11月1日(旧暦9月17日)をもって,1949年に制定された。…
※「観音埼灯台」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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