角斑岩(読み)かくはんがん(その他表記)keratophyre

岩石学辞典 「角斑岩」の解説

角斑岩

古い地層のみで記載されており,一般に地向斜の環境でスピライトに伴われて産出する.スピライトよりも酸性の岩石で,石英が含まれ,安山岩から石英安山岩の組成に相当する.安山岩や石英安山岩が二次的に変化したという考えもあり,水の多いマグマからできたという考え方もある.典型的なケラトファイアは,Naに富む長石,石英や二次的な緑泥石,炭酸塩鉱物などの緻密な石基の中に,Na-斜長石あるいはNaに富むアルカリ長石の斑晶を含み,マフィック鉱物に乏しいソーダ粗面岩である[Gümbel : 1874].典型的なものはNaに富むがKに富むものもある.石英の斑晶があるものは石英ケラトファイア(quartz-keratophyre)という.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む