角石畝村(読み)ついしうねむら

日本歴史地名大系 「角石畝村」の解説

角石畝村
ついしうねむら

[現在地名]建部町角石畝

標高三〇〇―四〇〇メートルの山地に広がる村で、東・南は角石谷ついしたに村、西は和田南わだみなみ村、北は角石祖母ついしそぼ村・和田北わだきた(現久米郡中央町)に接する。柏尾坂(至角石谷)・金尾坂(和田北より至和田南・鶴田)などがある(西作誌)。もと角石村のうち、正保郷帳に村名がみえ、美作国久米北条くめほくじよう郡に属し、高四一六石余、うち田高一九二石余・畑高二二四石で、松林・芝林山・芝山がある。改出高六九石余、正保四年(一六四七)より元禄一〇年(一六九七)までの開高一一石余(美作国郡村高辻帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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