最新 地学事典 「角錐状石器」の解説
かくすいじょうせっき
角錐状石器
kakusuijo-sekki ,triangular point
九州から本州にかけて分布する後期旧石器時代後半期における石器の一つ。姶良Tn火山灰(AT:約3万年前)の降灰以降に出現する。剥片の主要剝離面を未加工のまま残し,ここから両側縁にやや急角度な加工を加えて,一端または両端を尖らせた石器。横断面が三角形もしくは台形を呈する点を特徴とする。厚みのある資料や破損した資料,製作途中の資料については,舟底形石器との識別はしばしば困難となる。
執筆者:岩瀬 彬
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

