デジタル大辞泉 「解る」の意味・読み・例文・類語 はつ・る【▽解る】 [動ラ下二]織った物や編んだ物などが端からとける。ほつれる。「藤衣―・るる糸はわび人の涙の玉の緒とぞなりける」〈古今・哀傷〉 ぬ・る【▽解る】 [動ラ下二]髪などがゆるんでほどける。「たけば―・れたかねば長き妹が髪このころ見ぬに掻き入れつらむか」〈万・一二三〉 ほぐ・る【▽解る】 [動ラ下二]「ほぐれる」の文語形。 ほつ・る【▽解る】 [動ラ下二]「ほつれる」の文語形。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「解る」の意味・読み・例文・類語 はつ・る【解】 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「はつる(削)」と同源か ) まとまっていたものが端から解け離れる。ほつれる。ほどける。[初出の実例]「藤衣はつるる糸はわび人の涙の玉のをとぞなりける〈壬生忠岑〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋五・八四一) ほぐ・る【解】 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ⇒ほぐれる(解) ほご・る【解】 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ⇒ほごれる(解) ほつ・る【解】 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ⇒ほつれる(解) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例