解髪(読み)ときがみ

精選版 日本国語大辞典 「解髪」の意味・読み・例文・類語

とき‐がみ【解髪】

  1. 〘 名詞 〙 解きほぐした髪。
    1. [初出の実例]「とき髪を若枝(わかえ)にからむ風の西よ二尺に足らぬうつくしき虹」(出典みだれ髪(1901)〈与謝野晶子〉蓮の花船)

ほつれ‐がみ【解髪】

  1. 〘 名詞 〙 先が乱れた頭髪
    1. [初出の実例]「みだれし鬚(びん)のほつれがみ」(出典:人情本春色梅児誉美(1832‐33)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む