言ひ渡る(読み)イイワタル

デジタル大辞泉 「言ひ渡る」の意味・読み・例文・類語

いい‐わた・る〔いひ‐〕【言ひ渡る】

[動ラ四]
言い続けながら月日を過ごす。
「年ごろさばかり忘れがたく、恨み―・り給ひしかど」〈・若菜下〉
しきりに求愛する。言い寄り続ける。
「頼みて―・りけるに、なほ逢ひ難きけしきに侍りければ」〈後撰・恋四・詞書〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「言ひ渡る」の意味・読み・例文・類語

いい‐わた・るいひ‥【言渡】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
  2. 言いながら日を過ごす。言い続ける。
    1. [初出の実例]「女は、男をすててはいづちか行かむ、とのみいひわたりけるを」(出典:大和物語(947‐957頃)一四八)
  3. 男から女に、口頭または手紙で求愛する。言い寄る。
    1. [初出の実例]「ひさうしものいひわたる人、ありけり」(出典:平中物語(965頃)一五)
    2. 「通ひし所なども絶えて、いとねんごろにいひわたりけり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)東屋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの昆虫。体長は雄32~39ミリメートル、雌23~28ミリメートル。体は黒色で、茶色や緑色の斑紋(はんもん)がある。雄の腹部は大きく、空洞で、発...

ヒグラシの用語解説を読む