言ひ語らふ(読み)イイカタラウ

デジタル大辞泉 「言ひ語らふ」の意味・読み・例文・類語

いい‐かたら・う〔いひかたらふ〕【言ひ語らふ】

[動ハ四]
互いに話す。語り合う。
「世の中のうきもつらきもをかしきも、かたみに―・ふ人」〈更級
話をして頼む。相談する。
「いと尊き老僧のあひ知りて侍るに、―・ひつけ侍りぬる」〈夕顔

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「言ひ語らふ」の意味・読み・例文・類語

いい‐かたら・ういひかたらふ【言語】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙
  2. 語り合う。話し合う。
    1. [初出の実例]「よろづのことをいひかたらひて」(出典:大和物語(947‐957頃)一四一)
  3. 相談する。説得する。
    1. [初出の実例]「わが姪なる女一人あり。それを今よりいひかたらはん」(出典:大鏡(12C前)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む